看護師が円満退職するには、覚えておきたいことがいくつかあります。
せっかく築いた人間関係を壊さないために、退職のタイミングや切り出し方には注意しましょう。
辞める職場はどうでも良いと雑な辞め方をして、後で気まずい思いをするのは自分です。
法律では退職日の14日前までにその意思を示せば良いことになっており、実際にその通りでも何の問題もありません。
しかし、円満退職を目指す場合は遅くても退職日の1ヶ月前、できれば2ヶ月ほど前に伝えておくのが無難です。
看護師はチームで働く職種なので、誰かに突然辞められると業務の引き継ぎやシフト調整などで残った人たちが苦労します。
そこで2ヶ月前に伝えておけば十分な時間があるので、退職日までの期間を円満に過ごせるでしょう。
職場によっては、退職手続きや切り出すタイミングなども就業規則で決まっている場合があります。
就業規則を見直し、具体的な時間が記載されているならそれに従いましょう。
退職日を決めたら、次はそれを上司に伝えなければなりません。
切り出し方のポイントとしては、直接口頭で伝えるのが無難です。
メールやLINEの方が良いと思う人もいるかもしれませんが、退職など大切なことは直接伝えるのが社会的な常識と言えます。
そして、伝えるときは1対1の場面が良いです。
他者が多くいるナースステーションなどではなく、上司と2人だけになるタイミングを見計らって切り出しましょう。
切り出し方については【上手に円満退職しよう】を読むと、勉強になるかもしれません。